ここからが私の好転時期《自己臭恐怖症克服》 自臭症が治った女子のブログ
自己否定と対人恐怖と、何にもまして臭いに苦しんできた私。
夢も希望もなかったけれど、どうにか傷つきながら生きながらえていた。
大学に入り、私は自分の臭いの悩みを学生時代のうちに治そうと思った。
絶望しかなかったけれど、それでも治りたかった。
治らなければ、それこそ生まれてきた意味はなかったし、それだけは悔しかった。
もしダメだったら、社会の片隅でみすぼらしく生きていくことだけはわかっていたから、学生のうちに絶対!
私の臭いは、妄想なのか、実際にひどいのか?
自己臭恐怖症や自臭症やおなら恐怖症、ガス恐怖症という言葉をはっきりと認識したのは大学一年生だった。
多くの人が自己臭恐怖症で苦しんでいることもネット検索で知った。
もしかしたら、やっぱり母親が言うように臭っていないのかしら?
だけど、なんで私にはその臭いが感じられるのだろう?
妄想?
それならばうれしいけれど、確かめることも怖い。
ただの気休めで、精神科医やカウンセラーの先生が言っているのでは?
なった人じゃなきゃわからないこの苦しみを、第三者の人間がいくら専門家だからってわからないはず。
私は調べれば調べるほど混乱してしまった。
でもなんとかして治さないといけない。
孤独に一人耐えたり戦い続けるのも嫌だった。
だから、とりあえず私はカウンセラー施設に通った。
やはり他の自己臭恐怖症の人と同じことを言われた。
「取り越し苦労だよ、臭っていないよ、自分がそう思っているだけ」
それならば嬉しいけれど、私の心は納得しなかった。
精神科にも通った。
同じニュアンスを言われた。
そして、抗不安剤を渡された。
だけど飲んだからって私の悩みは解決しなかった。
安易に薬を出す姿勢になんだかな~と思った。
心のことなのに、なんでポンと出すんだろう・・・?
私はますますわからなくなった。
答えを見つけたくてさらにネット検索をした。
ブログやホームページの体験を読む。
みんなやっぱり苦労してる。
多くの人が治らないまま生きている。
とにかく精神的に苦しいから何とかしたかった。
もし思い込みならば、その思い込みをなくそうと思った。
それには催眠療法がいいという。
だけど、低レベルもいいところで、私は結局催眠ってなんなのかわからなくなった。
三件通ったけれど、どれも似たようなことをやり、効果は全くなかった。
のちのちそれらは話にならない腕の持ち主とわかったけれど、お金を浪費してしまった。
私はお金の面でも、人よりも損していきなければならない、悔しくてたまらなかった。
普通の人達はそんなものにお金を使ったりしない。
もっと有意義なものに使うはずだ。
苦しんだ人だけがお金を費やす、この人生の呪い。
何をやっても悔しさ悲しさだけが増す。
治りたくても方法はなかった。
だけどまだまだあるはず、私は希望を持とうと思った。
そこで目に飛び込んできたのが、「岩波先生」というキーワードだった。
《凄腕、世界中から通ってきている、有名人も数多くお世話になっている、鬼才、カリスマ、世界最高の脳覚醒技術の開発者、岩波先生の言葉は人生を一変させてくれた、とにかくすごい、やばいぐらい能力が高い、日本一、世界一・・・・・》
こんな声が多かった。
結局、岩波先生の存在を知ることが、まず私にとって大きな転機の第一歩になった。